【2月度特別活動】フィリピン・ミンダナオ島の戦争孤児のお子さんたちへのボランティア

みなさんこんにちは。
新潟キャンパスです。

2月度の特別活動は、フィリピンミンダナオ島の戦争孤児のお子さんたちへ支援物資を送るというボランティア活動を行いました。

ミンダナオ島って、地理が得意でも
なかなかパッと位置関係がわからない場所かもしれません。
フィリピンの首都があるマニラは、ルソン島(Luzon)にあり、
そこから見ても、南方に位置します。
現大統領の、ドゥテルテ大統領が、ミンダナオ島(Mindanao)のダバオ市出身です。
マレーシアに移住したGAKTOさんのフィリピンのおうちも、ミンダナオ島なんですよね!

日本からの位置関係がわかるよう、地図を貼っておきます。

特別活動とは、高校に在学する3年間の中で、トータルで36時間の参加が必要であり、
計画的に活動に参加し、認定を受けていかなくてはいけません。
新潟キャンパスでは、毎月、様々な活動を通して
生徒さんたち同士の交流、また、普段はなかなか触れることのない世界を経験してもらうことをねらいとし
企画運営しています。

そこで、すでに全ての認定時間を終えている卒業予定の3年生たちが
自ら進んで、この度のボランティア活動に参加してくれたのです!
本当に素晴らしいことだと思いました。
前からボランティア活動に興味があって、ずっとやりたいと思っていた!
将来は子どものサポートをする仕事を目指しているので、こういう機会を大事にしたい。
卒業後の進学先でも、様々なボランティア活動をすることを楽しみにしています、
と話してくれた生徒さんもいます。

せっかくなので、おしゃれを楽しんでほしい、と最初に考えていた生徒さんは
敬虔なイスラム教で、女の子もスカートを履かないのか、
そもそもお洒落を楽しむ以前に、寄付で集まった支援物資がなければ
着るものにも困る事態とはどんな現状なのだろうか・・・と学びを深めていってくれました。

支援物資の送り先は、ミンダナオ子ども図書館さんです。
http://www.edit.ne.jp/~mindanao/mindanews.htm

ミンダナオ島では、イスラム過激派(IS)による戦闘が断続的に続いており、
何十万人という人々がその影響を受け、避難民となり、戦争孤児となるお子さんも出てきているということです。

  
新潟キャンパスでは、彼らの置かれた状況を知り、自分たちとは異なる世界に触れることにより
自分たちに出来ることは何かを考え、どのように行動につなげていくかを考えながら
生徒さんたちは、支援物資集めに参加してくれました。

新潟キャンパスで集めた支援物資の数々のお写真はコチラ

こんなにたくさん!
全部で300着を超える支援物資が集まりました。

スーパーバリューサイズ(大人が一人、すっぽり入れるくらい)の段ボールに詰めて
船便で約一ヶ月、生徒さんたちの支援物資はミンダナオ島に届きます。

大変な境遇で、精一杯生きるミンダナオのお子さんたちに
新潟キャンパスの生徒さんたちの想いが、少しでも届くといいなと思っています。