相手の立場に・・・

こんにちは^^

肌寒い東京、池袋です。

今日は「相手の立場(気持ち)になって考える」ということについて

記事を書きます。

みなさんは、「自分は相手の立場になって考え、行動することができている」

と自信をもって言うことができますか?

残念ながら私は、まだまだ自信をもっていうことはできません。

ただ、

常にそうできる人間になりたいと思い、

努力し始めて5年が経過し、

少しだけコツのようなものがわかってきたような気がしています。

私がまだ子供の頃、

よく、”思いやりを持ちましょう”という指導を受けました。

思いやりをもつとは「相手の気持ちを想像して行動すること」だ、

その言葉の意味に疑いはありませんでした。

しかし、大人になって日々仕事をする中で

あるとき相手の気持ちを想像して行動したことが

相手にとってはしてもらいたくないことだった

という経験をしました。

自分は相手の気持ちを想像して行動している。

そして「ありがとう」と言ってもらえる。

だから、これからもやり続けようと思いました。

しかし、本当は

相手の優しさで「ありがとう」と言ってくれていたけれど

私に本当のことが言えず困っていたのでした。

それ以来、相手の気持ちを勝手に想像して行動することは

自分が相手のためにと思ってやったことだったとしても

迷惑になってしまうのだと気づきました。

(中には本当に喜んでくれる人もいますが。)

「相手の気持ちを想像して行動する=相手の立場になって考える」ではなかったのです。

では、どうしたら本当に相手の立場になって考えることができるのか。

その方法は、

「思いやりを持って人と接することを基本とし、相手のことをたくさん知って気持ちを想像する」

というものです。

あなたは、普段関わりの深い、身の回りの人のことを

どこまで知っていますか。

誕生日は?家族構成は?趣味は?

これまでにどんな経験をしてきたの?

いまどんな生活を送っているの?

いくら心理学を学んだとしても

ただの頭でっかちになるばかり。

いま目の前にいる人のことを知る努力をしない限り

どんなに相手の気持ちを考えて想像して行動したとしても

本当の相手の立場にたった考え方はできないのだと思います。

うーん。本当に難しい。

相手のことを知っているつもりでも

毎日知らないことってたくさん増えるから。

だから、何気ない日常会話が大事です。

さまざまな事情を抱えて

入学してくる生徒が結構います。

ひとりひとりの立場になって考えられる人間でありたい。

そんななかで叱ったり、褒めてあげたり、

指導ができる人間になりたい。

日々勉強です。