【12月度特別活動】けんぽう絵本「おりとライオン」を読むー憲法って、なんだろう?

みなさん、こんにちは。
DSC新潟キャンパスです。
12月度の特別活動では、日本国憲法について、あらためて考えてみるという
わりと渋い企画でしたが、15名を超える生徒さんに参加してもらうことになりました。
レポート課題が終わって、みなさんから提出してもらったあかつきには
いろいろな意見が飛び出すのではないでしょうか!
もう提出してくれた方もいて、みなさんなかなかの充実ぶりです。

けんぽうをわかりやすく表現するために製作された
「おりとライオン」(楾 大樹/作 今井ヨージ/絵・かもがわ出版)
という絵本があります。

とてもシンプルでありながら、憲法とはなんだろう?憲法を守るのは誰なのか?
という内容が、とてもわかりやすい表現で描かれています。

ここでは、
ライオン=国家権力
おり=きまり・憲法
ということが前提です。

課題図書を動画にしたものを、こちらにも置きます。

「おりとライオン」のストーリーの中では・・・

しきり役をするようになったライオンが
自分がえらくなったのだと、どんどん思い込みが強くなっていき、
自分の思うようにきまりを作り変え、
どうぶつたちの自由を脅かすようになります。
何かがおかしい・・・どうぶつたちは考えます。

・私たちには、人間らしく生きていく権利(人権)がある。
・13条【個人の尊重】

憲法のお話は、小学6年生の社会科
中学生の公民などで学び
現在も、選挙入門や政治経済など、社会科関連科目というのは
暗記しなければならないことがたくさんで
本質的な部分で興味をもつ暇もないのが
リアルな現状、なのかもしれませんね・・・🙇‍♀️

檻を作るのは、私たち
【国民主権】

私たちの人権は、尊重されているかな、
個人は尊重されているかな、それらが脅かされることになっていないかな?
と考えながら、檻が壊されないようにがんばって💪見守る👀(国民主権)

憲法を守らなければならないのは、誰なのか?
の問いに対して、何もない状態で考えると、
固定概念、イメージ、先入観に囚われていることが多い私たちです。

この度、絵本を使って考える、というアプローチで
わかりやすく、本質的な部分を学ぶことができたのではないかと思います。